原稿

今日、あっ午前０時を過ぎていた。もとへ、昨日、依頼されていた旅の原稿を送った。ほっ。４００字詰め原稿用紙３４枚。誰かにワープロ打ちを押しつけるわけにはいかない。かといってパソコンをもってはいない。友人のところでやらせてもらう。しかし何年もキーボードに触っていない。大変だ。ほとんど消して、振り出し近くに戻ったことも。でも一字一字進んでいけば終わるもんだな。一歩一歩進んだ行脚と同じだ。
今はキングクリムゾンのレッドを聞きながら打っています。
現在、カウツキー著・中世の共産主義を読んでいます。これも長年埃を被ってきた本。環境を大切になどという資格ありませんね。気がついてみると、買ったまま読んでいない本がかなりある。
今、読んでいて、修道士が妻帯するようになると、修道院的共産制が崩れたことなど知った。社会主義と権力の問題もある。マルクスは過去の社会主義を空想的と切り捨てた。たが、その後のマルクス主義の継承者は多様な主張を客観的に比較判断してきたのか？マルクス主義の信仰に陥っていたのではないか？マルクスは「宗教は阿片だ」と言った。だが、マルクス主義を悪しき意味での宗教としてきたのがマルクスの継承者ではないか？社会主義にとっては大きな不幸だった、と思う。
強欲に基づかない社会。ありうると思う。やっぱり今もさ迷っています。