上下楽園

５月にシタールの田中峰彦さんプロデュースによる「上下楽園」というＣＤアルバムが完成します。上下や吉井寺の薬師如来の云われなどをもとにＣＤができないかと持ちかけたところ実現することになった。感謝。
楽園とは何だろう？今この存在も無。当然死後も無。天国や極楽や浄土は想定したくない。そして地獄も。地獄に堕ちないために悪いことをしないなんてセコいじゃないか。地獄があるなら進んで地獄に行こう。ただし、だから何でもやりたい放題じゃない。使命に生きたい。けれども私はねずみ男。数々の悪事を働いている。金で免罪符を買うほど堕落したくない。絶対者の元で赦されようというのもセコい。無か地獄を覚悟したほうが潔いと思う。
田中さんはＣＤに上下楽園というタイトルをつけてくれた。楽園とは？今の上下が楽園・・・とは私も思ってないな。でも先の理由で死後に楽園を求めない。
では未来にか？そうかもしれないな。でも何もせず未来に楽園を期待するんじない。未来に楽園をイメージし、つくっていくんだ。恐慌に突入した今、楽園をイメージして進めることが幸せ。
待てよ？幸せを感じられるんなら、この地は楽園か？
あれ？今この地が楽園になっちゃった。アハハ、訳わかんない。
久々に９条の旗とともに歩こうと思う。今日の読売新聞には改憲派が過半数という記事があった。日本縦断だけでは何も終わってなんかないんだな。４月中に四国に渡ります。９条を荒唐無稽という人は多いと思う。だが、煩悩に捕らわれた愚かな人類が世界平和を実現するには戦争放棄しかない。
我々の愚かさを忘れ、罪を犯していることを忘れ、被害を避けるために先に相手を叩こうとするというセコさが争いを生んでいる。武力による平和だって荒唐無稽なのだ。
世の中乱れないほうがいい。だが私は世の中が乱れると、呼び出される。今そう感じている。目立ちたいわけじゃない。でもヤッカミはある。困ったものだ。でも今は疾風となる時だ。