それぞれの一歩

昨日金曜日は官邸前抗議行動の日。
いろいろな打楽器を鳴らして行進するドラム隊、被災地の写真をはった大きな十字架を抱えて歩く人、南無阿弥陀仏の旗を掲げた僧、運動の拡がりを感じる。また毎朝テントひろばに行く前に、「怒」の札を官邸前で官邸に向けて一定時間掲る女性がいる。
昨日はテントひろばのテントで宿泊させていただいた。今日午前３時ごろ目をさますと、激論の声。「今ある原発の燃料棒も管理が必要なのだから使いつくしたほうがいい」と若いサラリーマン風の人が言っている。体力温存の必要も省みず参入。彼は真剣に議論していた。意見は違う。だが真剣な議論からは相互理解が進む。ここに民主主義の基本がある。とはいえ目的達成のため寝袋に入る。延々と続く激論を耳にしながら。
写真は官邸前行動のため毎週青森から来ている人。ここにもそれぞれの行動がある。
断食18日め。異常なし。ではまた。