NANA

今日は新社会党府中総支部学習会、テキストは「空想より科学へ」。
将来孫が戦場に送られる時、「じいちゃんは何もしなかったのか」と問われたら困るから何かしとかないとと、言ったことはある。たがそうか？アリバイづくりの人生。生きちゃいない。
いろいろ活動してると、売名行為と言われるという人がいた。
娘に借りた少女コミック・NANAを読んでいる。プロを目指すパンクバンド、名を売らなきゃ夢もかなわない。
言ってることに一貫性がない。そろそろ脳みそが・・・。
９条行脚について考える。「売名行為か？」と問われれば、「そうかも」。正しいことをしたい。でも往々にして正義が暴力となる。どこぞの大統領みたいに。とりあえず正しいと思ってることを知ってもらおう、かな？あっ、売名行為が目的なんだ。但し福崎なんてどうでもいい。９条の！
かつてはプロを目指したと将来言うためのコンテストじゃ寂しい。正しい側にいたというアリバイのためじゃアホらしい。
目的のためギリギリの売名行為までやってるほうが、いい。真面目ないい子じゃいられない。パンク、近いかも。
別な本で心理の勉強になると書いてあったのでNANAを娘に借りた。でも別な意味で勉強になった。不純な動機だな。このごろは娘に教えてもらうことの方が多いな。
「旅芸人のいた風景」も読んだ。とりあえず、目指してるのは学者ではなく、芸人なんだな。
イメージで始まった旅。意味をつかむ作業が続いてる。
今は故郷でゆっくり休息。といいたいが、違う。旅先は初めての地。馴染むしかない。故郷は元々馴染んでた地。だが帰ると何かが違う。わずかの間に故郷が変わるはずはない。変わってるのは私？故郷に馴染む努力がいるんだな。

行脚報告会

三次での行脚報告会が１２月６日になりました。まちづくりセワンター、１９時です。
今日はハロウィン。写真はジャック・オ・ランタン、自作。

理想社会

昨夜は友人宅で一杯やりながら、旅の話、理想社会の話。欲望を刺激することで要らない物まで大量に生産し続ける資本主義は地球を滅ぼす。ただし社会主義国も生産重視だったように思う。社会主義について議論できる機会も少なくなった。こんな議論ができることに感謝。

道化の民俗学

秋田市から仙台市、新宿へとバスを乗り継いだ後、書店でふと目にとまり手にとった本がある。
「道化の民俗学・山口昌男著・岩波現代文庫」の３３０ページを読んでいたところ、で、でた！ね、ねずみ男。
・・・ファウストとメフィストフェレスの組み合せ、「瓜子姫とあまんじゃく」をはじめとする昔話のなかでの善玉・悪玉の組み合せも、「ゲゲゲの鬼太郎」と「ねずみ男」の組み合せすらも、アイデンティティーのさまざまのレウ゛ェルにおける分散と統合という視点からみると、究極的に一つのアイデンティティーの分割された現出であるということができるのは、これまで述べてきた芸能の物語的体験の根元的位相に由来しているのかもしれない。すなわち「道化＝からみ役」こそ、すべての行為と示顕の活力源であるかもしれない。・・・
ようわからんが、正義に立った９条派は鬼太郎、己れの中に善も悪も認めた９条派はねずみ男ということか？先の取材にねずみ男と鬼太郎は兄弟のような気がと答えていた。
民俗学の裏付けがとれたぞ！またすぐ学問的権威にたよろうとする。妖怪に理屈は要らん！
ふと目にとまった本にねずみ男がでてくる。この頃こんなことが多くて、面白い。

時事通信社

今日は広大病院の診察日。放射線科も口腔外科も異常なし。しぶとく生き延びてます。写真は大学病院。
そのあと時事通信社の有島さんからの取材。原爆ドームを背景に写真を撮影したり、行脚のエピソードを話したり、４時間以上費やしました。こんなに長くカメラを向けられたことなんてないな。私は何者なんだ？
講演会を開催したりとは違う９条への取り組みを取材してるとのこと。確かに旗を持って歩くのは変わってるな。掲載予定は今度の正月。お楽しみに。