８月８日

断食３日め、さほどの空腹感はない。
「バンカール著・プルードン」を読んでいます。これも昔買って放置されてたもの。もしかすると、途中止めかもしれない。経済のグローバル化が進む中、古くはない。
昨日原爆ドーム前で座っていると、ある宗教関係の本を一人の女性から勧められ、しばらくお話になりました。彼女曰く、「南京大虐殺はなかった」、「日本の中国侵略は中国がしくんだもの」、「世界に仏教を広めなければ平和にならない」
私の中国侵略は「反省すべき」という発言に「あなたは本当に日本人ですか？」
「日本からの開拓団は荒れ地を開拓したのではなく、中国農民の農地を略奪しただけではありませんか？」の質問に「戦争だからしかたがない。中国はもっと悪いことをしている」
どうも彼女は宗派の指導者以外の意見にはシャッターを下ろしているようだ。
それでも対話ができることには感謝。いつか理解しあえる可能性はある。
彼女が自分の目でありのままの世界を見ることができるようになりますように。

高尾山

８月７日昼、今日も原爆ドーム前にいます。不思議とたいして空腹を感じることもない。予定していて始めると感覚が準備してるのかな？
ただ正直に言うと、昨日腹を壊した。何も食べていなくても、そうなるんだ。まるで消化管の掃除だ。今日は治ってます。
ギターを持った人に「こどもたちに残そう！高尾山の自然」というチラシを渡された。効果の期待できない高速道路「圏央道」の建設が強行されそうです。せのためトンネルによる井戸枯れや貴重な高尾山の自然破壊が予想されます。
これだけ貧困や自然破壊を進めておいて、まだ・・・。愚かですね。そんな政治家や官僚を生み出している我々も愚か。みんなねずみ男・・・か。
チラシをくれた方がギターをならし２曲歌いました。なにかが伝わってくる。拍手。
こうやって旅をしているそうです。
希望はこんなとけろにあるのかも？
高尾山を守る署名実行委員会http://www.naturetakao.com/

ピースコンサート

夕方は９条を変えたい方が話しかけてくれ、いろいろお話。これが大切。
夜はピースコンサート。チベット音楽のグループも。写真はこれ。
河野さんのグループの演奏がとりでした。

紙芝居

原爆ドーム前に三原から来られた「ひげろくさん」が、紙芝居をされ、合間にいろいろな世代の交流会。８１歳の方が「傷ついた仲間に声をかけなかったという罪悪感に最近気がついた」とおっしゃった。被害の惨状だけでなく、罪悪感や加害も次世代に伝えなければ、戦争はますますカッコいいものになってしまうと思いました。が、そういうことこそ話せないもんですよね。。
若い中国人留学生がチベットのことを尋ねてくれた。「すでに１２０万人が殺されているそうです。私としては隣人である中国には過ちに気づいて欲しい気持ちで座っています」と言った。こんな会話があっただけでもゼッケンをつけてすわってた甲斐があった。

８時１５分

原爆ドーム前、８時１５分ダイインです。